Visual Studio を使っていると、まぁとにかくガリガリ音がするわけです。HDDの。
ビルドしたり、セーブしたり、インテリセンスが考えたり、Resharperが考えたり、等々のタイミングで。

特にビルド時のHDDガリガリは死活問題。HDDの健康度合いに響く。特にSSDならなおさら。

なので、幾つか対策をしてみた。

  1. ビルド時の出力先(binobj ディレクトリ)をRAMディスクに逃がす
  2. ResharperのCacheをRAMディスクに逃がす
  3. ReadyBoosteBoostrによるキャッシュ利用でパフォーマンスの向上

1.はビルド時にプロジェクトファイルと同一ディレクトリ(デフォルトの場合)にできるbinobj ディレクトリをシンボリックリンクを使って、RAMディスクに逃がす。
欠点は、ソリューションのクリーンなどで、シンボリックリンクが切れてしまう場合があるが、これについては安いコストだと思って我慢する。
ツールを作って、ソリューション配下の全てのbinobj ディレクトリに対してシンボリックリンクを張るツールを作ったのでそこまで苦にならない。
特に、HDDに対する書き込み頻度が確実に低下するので、目に見える速度の向上は無くても、HDDに優しいのは確実に断言できる。

2.はResharper使いなら当然かと。
Optionからキャッシュの出力先をソリューションファイルと同一ディレクトリからシステムのTEMPに変更。
既に開発環境のTEMPディレクトリはRAMディスクです。

3.はソフトの導入。
このために、eBoostr4を購入。それなりに効果は出ていると思います。
eBoostr4で優先的にキャッシュするアプリケーションにVisualStudioを追加したので、ほとんどHDDへのアクセスが無くなりました。
(eBoostr4はHDDへのアクセス状況を視覚的に確認できます。)

自己満足の範疇かもしれませんが、健全な開発ライフを過ごすためにも精神的な安心感は必要かと。
というわけで、eBoostr4おすすめです。