Introduction
VirtualBoxを使うメリットでゲスト側でUSB機器を使えることにあります。
Hyper-Vでも使えないことはないのですが、RemoteFX USB リダイレクトとかよーわからないテクノロジーを使わないといけません。
ましてやゲストOSがWindows 10 Enterprise限定。こんなのおかしいよ!!
じゃぁVirtualBoxでUSB機器を使うのが簡単か?というとそうでもない。
What’s problem?
通常、仮想OSウィンドウの右下にあるUSBアイコンから認識したいUSB機器を選択すればよいのだが、それが失敗する。
How to use USB device?
ゲストOSの拡張コンポーネントExtension Packをインストールする必要があります。
Download
まず公式からダウンロードしてきます。
Install
続いてインストール。
ファイル -> 環境設定からダイアログを開き、機能拡張タブを選択します。
右側の**+**ボタンを選択し、ダウンロードしてきたファイルを選択します。
ライセンス条項は、最下段までスクロールしないと同意できません。
Enable USB
インストールできたらUSBを有効にします。
次は、ゲストOSの設定からUSBを選択します。ゲストOS起動中には使えません。
右側の**+**ボタンから追加したいデバイスを選択、追加します。
機器によっては、USB 3.0 (xHCI) コントローラーを選択しないとゲストOSが認識してくれません。
上の画像のIntel Realsenseがまさにそれです。
実際のデバイスがUSB 3.0ポートにつながっているかどうかは関係ないです。
設定完了後、ゲストOSを起動して、先述のエラーメッセージが表示されなければ成功です。