Introduction

前回 のコードを .NET に移植しただけ。

コードは下記。

How to use?

コーディング前に準備が必要ですが、.NET Framework とは少し異なります。

Windows メタデータ の参照

OCR は WinRT として実装、提供されているため、Windows メタデータの参照が必要。
これは .NET Framework 版と同一ですが、参照手順が異なる。

.NET 5.0 から Windows メタデータの直接参照ができなくなったため。
詳しくは Built-in support for WinRT is removed from .NET

テキストエディタで *.csproj を開き、 TargetFramework を追加または修正。

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<PropertyGroup>
<OutputType>Exe</OutputType>
<TargetFramework>net6.0</TargetFramework>
<ImplicitUsings>enable</ImplicitUsings>
<Nullable>enable</Nullable>
<TargetFramework>net6.0-windows10.0.19041.0</TargetFramework>
</PropertyGroup>

nuget パッケージのインストール

.NET Framework版で使っていた nuget パッケージ Microsoft.Windows.SDK.Contracts は使えないので、代わりに Microsoft.Windows.CsWinRT をインストールします。

結果

以降は、.NET Framework版と何も変わりませんので省略。

Source Code

https://github.com/takuya-takeuchi/Demo/tree/master/ComputerVision/MicrosoftOCR/02_Windows10_OCR_DotNet