Introduction

掲題の通り。

仮想マシンでホストマシンに接続した GPU を使うには、それなりの準備が必要。
Hyper-V だと Windows Server 2025 から正式対応とか、WSL2 を用いた技術で可能になるらしいが…VMware ESXi だと、ちょっと手間。

How to do?

パススルーの有効化

仮想マシンで使用したい GPU のパススルーをアクティブにしておく。

After

こうしないと、仮想マシンの設定でデバイスの一覧にも表示されない。

「仮想化ベースのセキュリティの有効化」を無効化する

これを無効にしないと、次の ハードウェア アシストによる仮想化をゲスト OS に公開 の設定を変更できない。

After

「ハードウェア アシストによる仮想化をゲスト OS に公開」を無効化する

仮想化ベースのセキュリティの有効化 を無効にしないと、グレーアウト状態になっている。

After

「すべてのゲスト メモリを予約 (すべてロック)」を有効にする

After

これを有効にしないと起動時に 無効なメモリ設定: メモリ予約 (sched.mem.min) は memsize(xxxx) と等しくする必要があります と怒られる。

After

vhv.allowPassthru=TRUE の追加

After

これを有効にしないと起動時に 仮想マシン Windows 11 のパワーオンに失敗しました。モジュール「HV」のパワーオンに失敗しました。 と怒られるので、 仮想マシン オプション -> 詳細 -> 構成パラメータ から vhv.allowPassthru=TRUE を追加する

After

ドライバーのインストール

ここまでくれば普通に NVidia のドライバーをインストールするだけ。
デバイスマネージャーを見ると、 GPU を認識していないように見えるが、ドライバーをインストールすれば表示されるようになる。

After