Introduction

忘備録。
きっかけは Universal Link を使ってアプリからアプリを起動するはずが何故かブラウザが起動してしまった事象の調査において。

How to do?

公式に Using Sysdiagnose to Troubleshoot iOS or iPadOS があるが英語。

方法は 2 つ

  • 方法1:電源ボタンと 2 つのボリュームボタンを同時に 1 から 1.5 秒押してから離す。直後端末が震え、解析ログの収集が始まる
    • 画面に何かメッセージが出たり、解析ログ収集の終了は一切通知されない
  • 方法2:Assistive touch を使用し、解析を実行させる
    • 手軽に実行できて、かつ解析ログの収集開始と終了が UI で表示されるが、設定を戻すのが面倒

方法1 は下記のボタンを押す。

Assistive touch

方法2 は少し手間である。

  1. 設定 -> アクセシビリティ -> タッチ -> Assistive touch」に移動し、有効
  2. 最上位メニューのカスタマイズ」をタップ
  3. 「+」をクリックして、「解析」を追加し、完了をタップ
  4. フローティングメニューボタンをタップし、解析ボタンをタップ

Assistive touch

方法1、方法2のいずれも解析ログに sysdiagnose が追加されるので、 Air Drop なりなんなりで転送して解析を行う。

log

取得したデータは大量のログが入っている。
内容は割愛するが、解析を支援してくれるツールが有志によって公開されている。

iOS_sysdiagnose_forensic_scripts

ちなみに、ログを見たところで結局冒頭の現象は解決できなかった。つらい。