OSを変えて再挑戦

前回はFedora 24のインストールに失敗しました。
Fedora 23に挑戦してもよいのですが、Red Hat Enterprise Linuxが開発目的なら無料で使えるようになったことを知ったので、それを試すことにしました。
まずは下記のページに移動します。

入手には無料のユーザ登録が必要なのでページ上部のREGISTERから登録を。
登録後、トップページを開き。

ちょっと派手なページ

TECHNOLOGIESからRed Hat Enterprise Linuxを選択。

GET STARTEDをクリック。

最後に、**Download the Red Hat Enterprise Linux Server DVD .iso file.**をクリックしてisoファイルをダウンロードします。4GB近くあるので待機。
バージョンは7.2でした。なお64bit版しかない模様。

インストール

の前に、USBメモリにISOを展開しますが、前回使った、Universal USB Installerの一覧にRedhatは存在しない模様。
ところが、Red Hatの公式で、USBインストーラの作成方法を公開していました。

手順は上に従うだけです。
USBインストーラ作成ツールのためだけに、インストーラが走るのは気に入りませんが…終わったら消します。はい。

作成が完了したら、再びUSBメモリをNUCに差し込み起動します。

しばらくすれば、Install Red Hat Enterprise Linux 7.2という文字列が出てくるので選択してEnterを押します。
そのあとは、基本画面に従えばインストールは簡単に進みます。
パーティションはデフォルトで、ユーザは別に作らなくてもいいかと。
ただし、構成はサーバー (GUI使用)でインストールします。でないとGUIがないのかも(未確認)。

ウィザードに従って、インストールが完了すると再起動します。
再起動後、コンソールで下記のような画面になります。

1
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4
Initial setup of Red Hat Enterprise Linux Server Linux 7.2 (Maipo)
1) [!] License information 2) [x] User creation
(License not accepted) (No user will be created)
Please make your choice from above ['q' to quit | 'c' to continue | 'r' to refresh]:

非常にわかりにくいですが、ライセンスの許諾を求められているので、1を入力してEnter。
さらに次の画面に遷移します。

1
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4
5
6
7
License Information

1) Read the License Agreement

[ ] 2) I accept the licnese agreement.

Please make your choice from above ['q' to quit | 'c' to continue | 'r' to refresh]:

1を押下してライセンスを読んだ後、2、Enterと押下 して x マークをつけてから、c、Enterと押下してライセンスの許諾に同意します。

そして、最初の画面に戻り、license not acceptedlicense accepterdに変わるので、 c、Enterと押下して確定します。

そして、待ち望んだRed Hatのデスクトップが起動します。デフォルトのGNOMEの洗練されたデザインが出迎えてくれます。

ネットワークの設定は、画面左上のアプリケーションシステムツール->設定->ネットワークから設定できます。Windowsのネットワーク設定が使用できれば楽勝です。

サブスクリプションの登録

これをやらないと何もできないようです。
どうもRHELは、サブスクリプションを登録することで、各種パッケージの追加を行うyumのリポジトリを使用できるようになる模様。
このままでは、依存解決とかが非常に面倒です。
なので、登録を実施します。

アプリケーションのシステムツール->Red Hat サブスクリプションマネージャーを起動します。
root認証後、下記のダイアログが表示されます。
まず登録を押下します。

rootが必要

次へを押下します。

RHELをダウンロードするときに作成したアカウント情報で認証します。

割り当てを押下します。

無事に認証されました。

Conclusion

Linuxは面倒ですね。でもデスクトップが洗練されているRHELは結構とっつきやすいです。